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趣味のコラム「憧れのクラシックカーに乗りたい」

クラシックカーの魅力

「憧れのクラシックカーに乗りたい」

昔懐かしい旧車やクラシックカーを街中で見かけると、乗ってみたいなぁ~と思うことはありませんか。
また、車好きな方ならクラシックカーを所有してみたいと、一度は考えたこともあるのではないでしょうか。
しかし、年代物の車は故障しやすいからと思い、なかなか手が出ないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
どちらにしろ、クラシックカーには現代の車に失われてしまった個性的なデザイン性や、マシンと一体化した躍動感あふれる操作性がとても魅力的です。
洗練された趣のあるデザインのクラシックカーには、流行り廃りに影響されないものがあり、飽きずに長年乗り続けられる楽しさがあります。

クラシックカーの魅力

クラシックカーにしかない魅力とは

現代の車は性能や耐久性など、技術的な面で昔の車とは比べるまでもないほどの仕上がりになっています。
たとえば、現在の車はインジェクションと言われる電子制御式で燃料噴射が行われていますが、クラシックカーはキャブレター式が用いられています。
キャブレター式は、天候や湿度の状況によってエンジンのかかり具合などに多少影響が出ることがあり、その点は不便ですがエンジンやエキゾーストのサウンドは、現在の車より「走り」を予感させる小気味よいサウンドを奏でてくれます。
また、現代の車は電子制御でコントロールされていますので、自動ブレーキなど安全で安心な車かもしれませんが、車に乗せられている的なイメージもあります。
しかし、クラシックカーはドライバーが操作したとおりに動く分、ドライバーの力量次第で車の性能を活かせるのかという、車と一対一で向き合っているという実感の走りがあります。
つまり、現代の車にはない車を操縦する楽しさが、クラシックカーには随所にあると言えるのです。
デザイン面を見ても、クラシックカーは独自のフォルムを持っており、それは丸みのあるボディであったり、角ばった存在感あるデザインだったり、とても個性的なデザインの車がたくさんあります。

憧れのクラシックカー

クラシックカーの運転は、手間だけど愛着が湧いてしまう

現代の車は、パワーステアリング機能でハンドル操作がとても楽々、エアコンで車内空間も一年中快適、またほとんどの車の窓はパワーウインドウなどで運転するにもスムーズです。
今では当たり前のこれらの装備は、クラシックカーにはほとんど搭載されていませんので、手動で行なうことが基本であることから運転時に、手間がかかります。しかし、この手間を惜しまずに楽しんでしまうことが、ある意味クラシックカーの魅力にもつながっています。

クラシックカーハンドル

クラシックカーのオーナーになるためのポイント

まずは、クラシックカーは時代の流れとともに、車体フレーム、エンジン、サスペンションと、あらゆるパーツにそれなりの年季が入っていることを前提に、その車と向き合うことが大事です。
それには、まずお気に入りのクラシックカーとは、どういったタイプかを決めなければなりません。
なんとなくデザインがいいからとか、見た目がきれいだからという理由で、クラシックカーのオーナーになるのは避けなければいけません。
それは、結局見た目だけにとらわれてしまうと、故障した時点で飽きてしまうからです。
次に重要なのは、点検レベルの作業ができるように自身の手で愛車に接することなのですが、これは故障個所を見つけ修理ができるようになるということではなく、エアクリーナーの掃除やエンジン及びブレーキオイル量、ラジエーター液の点検など、メンテナンスレベルの知識と作業を行い、愛車の仕組みを知っておくことです。
ボディを洗車し、ワックスがけをして外観を美しく保つだけでなく、定期的なメンテナンスでエンジンルームまできれいにしてしまうぐらいの気持ちが、クラシックカーのオーナーには重要ということなのです。

クラシックカーのデザイン

故障についての心構え

ある日、車が動かないということに直面することもあります。
車は電流が流れることでセルモーターが回りますので、エンジンがかからない主な理由は、バッテリーあがりor寿命、セルモーターの故障、ヒューズが切れている、燃料ポンプの故障、スパークプラグ・イグニッションコイルの故障などが考えられます。
つまり、車はエンジンをかけるにあたり電流が流れているかが重要であることから、基本的に電流が流れているかを確認するようにします。
バッテリーあがりやバッテリー寿命は、室内灯が点いているかで確認できます。
バッテリー交換程度であれば、慣れてくれば自分で交換することも出来るようになりますので、エンジンがかからなくても一通りの確認はしてみましょう。

クラシックカーの故障・整備

まとめ

現代の車は、安全性と燃費性能の向上を第一に考え、ボディデザインも流体力学を基にコンピュータの解析数値によって、基本構造が導き出されています。
乗りやすく快適な車を否定するつもりはありませんが、子どもの頃に出会った憧れのクルマを運転する喜びは、何物にも代えがたいとも言えるでしょう。
自分の好みにマッチしたクラシックカーとの出会いは、予期せぬ瞬間に訪れるとも言われますので、自分探しをするつもりで旧車やクラシックカーの見学に専門店へ出かけてみるのはいかがでしょう。

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