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4.112020
趣味コラム「体力がなくてもサイクリングが楽しめる『E-BIKE(Eバイク)』の魅力」
目次
「体力がなくてもサイクリングが楽しめる『E-BIKE(Eバイク)』の魅力」
春先の陽気の良い日に、自転車で野山や海辺のサイクリングロードを走ったら気持ち良いと思いませんか?
ロードバイクに乗ったら、そのようなサイクリング気分も満喫できるのですが、ロードバイクで颯爽と走るほどの体力や気力がないので、自分には無縁だなと思っている方に朗報です。
電動アシスト自転車のスポーツタイプ『E-BIKE(Eバイク)』が、今脚光を浴びて車種も色々出揃ってきました。
今まで、年齢や体力を理由にサイクリングを諦めていた方々に、とても強い味方になるEバイクについて、今回はご紹介していきます。
サイクルライフが身近になるEバイク
Eバイク(エレクトリック バイシクル)は、を電動アシスト軽快車のスポーツタイプバージョンです。
すなわち、ロードバイクや、MTB、クロスバイクなどのスポーツタイプの自転車に電動アシストである専用ドライブユニットを搭載し、体力に自信がなくてクロスバイクやロードバイクに乗ることをあきらめていた方の強い味方となる1台です。
Eバイクの能力として特筆すべきは、交差点などでのゼロ発進が速いことです。
走りだしは、特に思いっ切り漕がなくとも、原付きバイクと時速20キロくらいまでは同じように走ることが可能です。
都内を自転車で走ると、信号が多いことからスピードが乗ってきた自転車を赤信号でストップさせなければならないとき、ライダーにとってかなりのストレスを感じてしまいます。
しかし、Eバイクのゼロ発進はそのストレスを軽減してくれるほどスムーズな走り方をします。
それだけ、アシストしてくれるEバイクですから、夫婦で自転車が好きだけど、体力の差があり旦那さんとサイクリングを楽しめず、街中をゆっくり走る「ポタリング」をしている奥様や、毎日ロードバイクで通勤する方のライドの疲れを軽減してくれる方にとっては、待ち焦がれた自転車とも言えます。
そのほかにも、自転車通勤を始めたい方やクロスバイクやロードバイクなどのカテゴリーの自転車に乗ることをあきらめていた方にも、Eバイクは絶好の走りの相棒として活躍してくれることでしょう。
体力のあるロードライダーもEバイクの楽しさに嵌る
ロードライダーなら、平坦な道をロードバイクで100キロ走る人は普通にいますが、100キロの道のりがヒルクライム走行もあり2000メートル登り走っても平気というライダーは数少ないと思われます。
しかし、Eバイクでの走行ならば100キロ走りながら2000メートルのアップダウンも走り通すことが出来そうです。
これを考えますと、屈強なロードライダーもヒルクライムを辛く走るのではなく、楽しみながら走行できるということになります。
もしかしたら、一般のライダーでも1000メートルくらいの短距離のヒルクライムなら、手軽にライドすることも可能になるのではないでしょうか?
どちらにしろ、ロードライダーもEバイクを体験すると、その利便性に嵌ってしまう可能性はありそうなほどの機能性を持っています。
Eバイク走行なら、チーム走行も脚力差を気にせずに参加できる
集団でロードバイクの旅に出かける「チーム走行」は、実力の違う者同士が集まっていることから、実力のあるライダーは初心者の走行レベルに合わせて走るのがマナーとなっています。
そういう意味では、実力のあるメンバーが本当に楽しめているのかどうかは、少し疑問を感じざるを得ません。
チーム走行に限らず、肉体的な男女差、または各人のライディングの実力差は、必ずありますので、Eバイクでの走行はそうしたライダーそれぞれの力の差をカバーしてくれる要素を持っています。
Eバイクのドライブユニットは、走りだすと高いトルクを素早く発生させ、高ケイデンス(速くペダルを漕ぐこと)がすぐに可能となります。
アシスト上限のスピードは、時速24キロでこのスピードへ加速するにもあまり時間がかかりません。
また、ドライブユニット以外のパーツにもスポーツ走行に特化したつくりが施されており、走りやすさからEバイクはロードライダーのトレンドアイテムとして普及する可能性か高いかもしれません。
Eバイクは、これからトレンドな乗り物になるかも知れない
今までの通勤を電車や、車、またはオートバイというエネルギーを大量に使用して走る乗物から、Eバイクにシフトすると地球にも優しい乗り物として人気が高まることでしょう。
ヨーロッパやアメリカのシニア世代の中には、スポーツバイクでサイクリングをしたことがない人でも、Eバイクの手軽さや機能に心動かされ、乗り出す人が増えているそうです。
■まとめ
今、ヨーロッパではMTBタイプのEバイクレースが行われるほど、Eバイクが人気です。
また、アシストする力をフルに活用して、Eバイクの機能で高い山に楽々登り、ダウンヒルを楽しむというツアーも流行っているようです。
Eバイクに乗れば、体力に自信がない人でも楽しいサイクルライフを送ることが出来るのはこの人気の要因のようです。
今まで、体力不足でサイクリングをあきらめていた方もEバイクを手に入れて、サイクルライフを思う存分楽しまれてはいかがでしょうか。