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主婦の知恵コラム「サイクリングで楽しみながらダイエットする方法」

サイクリングでダイエット

「サイクリングで楽しみながらダイエットする方法」

自然あふれる路を颯爽と走り、爽快感に満たされるスポーツ「サイクリング」は、ウォーキングと比べて消費カロリーは高く、ジョギングと比べて体への負担が軽いのでダイエットにもってこいと言えます。
今回は、具体的にサイクリングで、どのようにカロリーが消費されていき、ダイエットの効果が期待されるかについてご紹介をしていきます。

サイクリングでダイエット

サイクリングがダイエットに向いている理由

人の体は、筋肉がつくと基礎代謝が上がるようになっており、その効果でエネルギー消費量も増加していきます。
エネルギーを消費するということは、体内にある脂肪を燃焼させるため、ダイエット効果が得られるというわけです。
自転車がダイエットに向いている理由は、腕や腹筋、背筋などの筋肉を使い、ペダルを足で漕ぐため全身の筋肉を躍動させるからです。
また、自転車はペダルに足を乗せ、サドルにお尻を乗せて走りますので、足や膝にかかる負荷が少なくて済むので無理なく続けられるからです。
自転車で通勤が可能な方なら、自転車に乗る回数も多いためダイエットの効果が意外と早く表れるかもしれませんが、自転車で通勤が無理な場合は、帰宅途中や就業中でも時間の許す限り、ウォーキングをするなどして代謝の良い体を維持されることをおすすめします。

消費カロリー

サイクリングで消費できるカロリーとは

消費カロリーの計算をする際に参考となる数値は、メッツ値と言われるものです。
メッツ値とは、運動におけるエネルギーの消費量が、安静時と比べて何倍にあたるかを数値化したデータです。
人の行動・運動に関して数値化されており、自転車の乗り方や速さ、自転車のタイプなども細かく数値化されています。
メッツ値を基にカロリー消費を計算するには、消費カロリー(kcal)=メッツ値×体重kg×運動時間×1.05となります。
一般的なサイクリングレベルの自転車のスピード(時速13キロ程度)で、メッツ値は5.0くらいですので、たとえば、体重60kgの人がメッツ5.0の運動を1時間行った場合、消費カロリー(kcal)=5.0×60×1×0.15=315キロカロリーとなります。
サイクリングで片道30キロのコースなら、往復して1日でおよそ1400キロカロリー近くの消費につながります。

サイクリング

メッツ値を基に、日常の運動やサイクリングでの消費カロリーを知ろう!

メッツ値のリストの歩行のカテゴリーを見ると、普通の散歩や仕事の移動で歩くスピードだとメッツ値3.5、上り坂の道を歩く場合のメッツ値は5.3、少し早歩きのウォーキングならメッツ値は4.3となっています。
週に一度、サイクリングを行うとすれば、体重60キロの方ならウィークデイの5日間は1時間のウォーキングをして、1日300キロカロリーの消費を目指してみてはいかがでしょうか。
そして、土曜日に60キロほどのサイクリングをしてみると、都合6日間で3000キロカロリー近く消費できます。
最初から、往復60キロは人によってはきついかと思われますので、最初は往復で40キロくらいから始められるのが良いでしょう。
スポーツ全般に言えることかもしれませんが、特にサイクリングは、次回はもう少し足を延ばしてみようと思うものですから、そういう意味ではサイクリング3回目に50キロ、5回目に60キロに挑戦というかたちで段階的に距離を延ばすのもおすすめです。
そして日曜日は、筋肉と体をケアするために、のんびりとされることも体にとっては必要です。

◇メッツ値を上げてサイクリングする方法

メッツ値を上げて走るには、排気ガスにまみれる街中や人混みの中を走行していたのでは難しいものがあります。
サイクリングロードなどが近くにあれば、走りやすいのでスピードを上げて走ることでメッツ値を上げることができます。
また、距離を延ばす意味で1泊するツーリングもいいでしょうし、湖が近くにあればマイナスイオンを感じながら湖畔を周回するサイクリングも格別です。
特にサイクリングロードでは、時速20キロ(メッツ値7.0)ほどで、走ることができるかと思いますので短時間でカロリー消費を促すことが可能です。

まとめ

サイクリングでダイエットするために、メッツ値を上げて走ろうとして、息が切れるほどの漕ぎ方をしますと無酸素運動になってしまい、逆効果になってしまいます。
なぜなら、ダイエットのために必要な運動は有酸素運動ですので、自転車の運動量(スピードとサイクリング時間)を決め、楽しみながら自分のペースで走るように心がけてください。
また、ダイエットのためとは言っても、サイクリング中でも食事は摂取することは大切です。
そして、夏場に限らず、冬でも走っていると汗はかきますので、走行中に水分補給を定期的に摂るようにしましょう。
また、ダイエット効果はすぐには表れないことが多くありますので、効果が表れる一つの目安として3カ月を目標に、体に無理をしないようにサイクリングを続けられることをおすすめします。

水分補給

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