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主婦の知恵コラム「手荒れの種類とケア対策の方法」

手荒れ

「手荒れの種類とケア対策の方法」

冬の寒い時期になるとよく生じる手荒れですが、そのままにしておくとひどくなってしまい、ひび割れになったり、水や湯がしみたりしてしまい日々の生活にも支障をきたしてしまいます。
初期段階だと、手がカサカサしてきて温めると痒かったりもしますが、手荒れになると家事がやり辛いだけでなく、見るからに痛々しく周囲には映ってしまいます。
あまりひどくなると、将来の手肌年齢にも影響が出ますので、早めのお手入れが重要です。
そこで今回は、手荒れの原因や種類、手荒れのケアについてご紹介していきます。

手荒れ

手荒れの原因

手荒れがなぜ起こるか、それは日常生活に原因があるとも言われます。
例えば、水仕事や手を洗う回数が多く手の油分が失われるなどは、手荒れの代表的原因ですが、その理由は手を洗うことで手が乾燥してしまい、保湿や油分の不足が手に起きているからです。
その他にも、温かい湯で水仕事をしてしまうとか、手を洗うときの石鹸や洗剤で手が荒れるなどが手荒れの主な原因のようです。

手荒れの種類とケア対策

手荒れの種類は、あかぎれ、ひび割れが代表的な症状です。
元来、手の角層は顔よりも分厚いから体内からの皮脂が出にくく、手は乾燥しやすいものです。
そして、乾燥が進むとひび割れて手の表面にかゆみが生じ、そのままにしておくと乾燥が進み皮膚の角層下の真皮が破れて血がにじんできますが、この状態が「あかぎれ」です。

◇あかぎれ、ひび割れの対策

まずは、冬場に水仕事をするときは、ゴム手袋や使い捨てのプラスチック手袋をするようにして、手荒れの頻度を軽減していきましょう。
水仕事をしたあとや、通常の手洗いの後も手にクリームを塗り込むなどして保湿に心がけてください。
手がカサカサし始めたときには、既に肌の乾燥は進んでいますので、水に触れる都度、入念にハンドクリームを塗り込んで、手肌を保湿していくことを心がけてください。

手荒れのケア対策(ハンドクリームを塗りこむ)

手荒れのケア対策として、ハンドクリームを手に塗ろうと思っても、ドラッグストアなどに行くとその種類の多さに、何を選べばいいのか分からないと悩んだ経験はありませんか。
それでも、数多いハンドクリームはビタミン系、保湿系、尿素系の3種類に大別することができます。
その時の手の症状に合わせて、ハンドクリームを選ばないと、せっかく塗り込んでもあまり効果を得ることができませんので、自身の手の状態を見てハンドクリームを選ぶようにしましょう。

◇手足の冷え・あかぎれによるガサガサ肌

ビタミンEを配合したクリームは、水分と油分を補給し保湿の働きと血行を良くして冷え対策にも効果的なクリームです。

◇かさつきや粉ふき肌

クリームの成分に、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合されている保湿系のハンドクリームが良いでしょう。
お馴染みの「ニベア」、「ロクシタン」などにこの成分は含まれています。

◇角質化してゴワゴワしている肌

尿素系のクリームは、手荒れだけでなく、ひじ、膝、踵などの角質化の軽減にも役立ちます。
商品として、「ケラチナミン」が尿素系のクリームです。
手のゴワゴワ感が取れてきたら、ビタミン系のクリームでケア対策されることをおすすめします。

ハンドクリームの塗り方とスペシャルケアについて

手に塗るクリームの量は、親指大ほどを手に取り、手の表面をこするように両手に塗っていきましょう。
手の乾燥が、かなり気になるようなときは、少し量を多めにたっぷり塗るのも良いでしょう。
症状が改善された時点で適量に替えて、手の保湿を図っていきましょう。
クリームを塗るときに意識してほしいことは、塗り込むと同時にマッサージをするように塗り込むことです。
マッサージをしながら塗り込むのは、指先の血流の改善にも役立ち、冷えの予防にもつながりますのでぜひ行ってみてください。

◇手荒れを治すスペシャルハンドケア

ハンドクリームと併せて、ベビーオイルで手の保湿をするのも、ハンドケアには効果的です。
ついついハンドクリームを塗るのを忘れてしまう人などは、クリーム以上に保湿力が強いオイルを少し塗っておくことをおすすめします。

まとめ
手荒れの原因や種類、ケア対策についてご紹介をしてきましたが、ケアはあくまでケアですから、症状を和らげるにすぎません。
根本的に手荒れを防ぐには、ハンドクリームやベビーオイルでのケア対策と同時に、手荒れの原因を軽減することも忘れずに行ってください。
例えば、刺激の少ない手洗い石鹸の使用、手洗いや食器洗いは出来るだけ水かぬるま湯で行い手を拭くときは、タオルで擦らずに水をタオルに吸い付けるように押さえ拭きをしましょう。
また、水仕事や食器洗いのときは、必ずゴム手袋かプラスチック性の手袋を着用して、手荒れから守るようにしてください。
ハンドクリームでのケアは、手洗い後はもちろんのこと、お休み前にも塗り込むことをおすすめします。

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