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趣味コラム「夏だからこそ、ダイビングを始めよう」

海底生物

「夏だからこそ、ダイビングを始めよう」

地球上のおよそ7割は海で、青を主体にした色鮮やかなグラデーションの世界が広がります。
海底の岩場には珊瑚が生き生きとし、海中には様々な生物が生息しています。
水温が高い地域には、トロピカルフィッシュが舞い泳ぎ、イルカやウミガメもたくさん生息しています。
そうした海の世界が、どのようなところなのか覗いてみたいなと思うこともあるかと思います。
人間は地上で生きていますが、ダイビングの機材を使えば海中散歩が可能です。ダイビングで水中を探訪し、魚たちと同じ目線で広がる海の世界を楽しんでみませんか。
今回は、ダイビングの始め方やダイビングについてご紹介していきます。

ダイビング

ダイビングの魅力と楽しみについて

◇無重力感が不思議で楽しい

ダイビングでは、水面から海底まで20~30メートル前後を水中に浮遊したり、海底近くまで行ったりして海の生物を観察します。
ダイビング中は、水中でフワフワと浮きも沈みもしない(水中浮力)状態を保ちながら、海中で立ったまま止まったり逆さまになったりして、海中散歩を楽しみます。
ダイビングを楽しむためには、この水中浮力をマスターする必要がありますが、この浮遊する状態で漂うと宇宙まで行かなくても、無重力感を味わっている気分がとても楽しいです。

◇さまざまな生き物との出会い!

海では、さまざまな生き物との出会いがあります。
それは、自分の体の何倍もある海の生物が水中を舞い泳ぐ姿から、指先くらいの小さなサイズの生き物が岩陰や海底の砂地から顔を出す姿を見ることもできます。
それらの生き物は、当然ですが陸上では出会うことのない水中生物たちです。
水中を上手に泳ぐウミヘビや、指先や手のひらを近づけると触手部分が動き出すイソギンチャク、優雅に水中を泳ぐウミガメなど好奇心を思いっきり刺激されるさまざまな生き物との出会いは、本物の感動体験をすることができます。

ウミガメ

◇神秘的な水中世界!

陸地では、朝焼けや夕焼けなどの美しい景色を見られますが、水中は陽ざしの入り込み方で、朝、昼、夕方など時間によって様々な色彩の世界が広がります。
また、潮の流れに運ばれるプラクトンの大群や、鰺やマイワシの集団が揃って泳ぐ風景など、とても神秘的な水中の世界が展開されます。
その他にも、沖縄県八重山諸島に「与那国(よなくに)島」の海底には、神殿を思わせるような石の遺跡があり、摩訶不思議な世界が海底に広がっています。

海の中

ダイビングを始めるための2つの方法

◇ダイビングができる観光地で体験ダイビング

まずは、海中を探検したいと思われたら、海が近くにある観光地で体験ダイビングをするのがおすすめです。
体験ダイビングは、インストラクターが機材の使い方から海中への潜り方、海中散歩をして海面に出てダイビング終了まで一緒に付き添って楽しませてくれます。
ダイビングの経験も、海で素潜りやシュノーケルの経験がない人でも、体験ダイビングならたっぷりと海中が楽しめます。
ダイビングが面白いのか、水中でどんなところだろうと、とりあえず体験したい人におすすめのアクティビティです。

海底生物

◇ライセンス(Cカード)を取得して、世界の海を潜る

もうひとつは、ダイビングのライセンスを取得して、ダイビングをする方法です。
ダイビングライセンスは、一般的に「Cカード」と呼びダイビングをする免許というより、自由にダイビングができる認定証みたいなものです。
体験ダイビングでは、海中を潜る深さも決まりがあり、なかなか自由に海中散歩ができませんが、Cカードを取得すると安全にダイビングするためのルールを守れば、ダイビングツアーへの参加や旅行先にダイビングショップがあれば、そこでダイビングを楽しむことができます。
つまり、ライセンスを取得すると、国内だけでなく海外の海中世界も思う存分楽しむことができるというわけです。

ダイビングを始める前に知っておくこと

何か始めようとする時、良く言われるのが「もう若くないから」「年取ったから、私には無理」というようなことですが、ダイビングは健康な方なら10歳から参加でき、ダイビングを始めるための年齢の上限はなく、実際、50代、60代から始められるシニアの方もいるようです。
次に、「泳ぎが苦手だから、ダイビングはできないかも」ということを言う方もいますが、ダイビング自体泳ぐというより、海中でふわふわ浮いて足ヒレ(フィン)でキックするように海中を進んでいきますので、泳ぎが苦手でもダイビングは楽しめます
そして、ダイビングをするときは、水面で浮いていられる機材を背負いますので、沈むことがないことから泳げなくとも、水面でも水中でも問題はありません。

水中散歩

まとめ

ダイビングの面白さと楽しさは、日常の陸地世界では絶対体験できないようなことを体験できることです。
そして、その体験した感動は一度味わってしまうと、病み付きになるほどの感動です。
日常生活とはかけ離れた水中世界での浮遊感は、疲れた体や心を癒す効果もあり、心身ともにリフレッシュできますので、ダイビングをすることで日常生活に張りも出て、楽しい日々を過ごすことにつながることと思います。

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