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お役立ちコラム「リモートワークのための書斎づくり」

自宅でのリモートワーク

「リモートワークのための書斎づくり」

落ち着いた場所でゆっくりと本を読んだり、何か考えごとをしたりできる場所、それが自宅の自分専用の書斎だったら、うれしいという方は多いかと思います。
また、最近ではリモートワークが普及し、家で仕事をする機会もかなり増えたため、自宅の専用のワークスペースがあったら、気兼ねなく仕事にも没頭できると考える方も少なくないでしょう。
しかし、そうは言っても書斎を設けられる間取りの家でもなく、新たに作るほどの十分なスペースもないと、書斎を持つことの実現は中々できないかと思います。
そこで、今回はそうしたお悩みの方に、広さにこだわらなければ、隙間空間を利用しての書斎づくりについてご紹介をしていきます。

自宅でのリモートワーク

書斎のある暮らしとは

ご自宅に自分専用の部屋がないと、リモートワークをする場所がダイニングテーブルだったり、リビングのローテーブルだったりしていませんか。
もしくはソファーに座り、ノートパソコンを脚の上に載せて作業をされていることと思います。
メールチェックとかデータ確認のやりとり程度でしたら、その様なワーク環境でもさして不便は感じないかもしれませんが、会社で働く環境とは違いすぎているため、集中力に欠け作業効率もあまり良くないかと思われます。
リモートワークが長期化すると、この不便さは日に日に増してきますので、書斎とまでいかなくとも、狭い空間でも集中できる作業のためのスペースの必要性を感じることでしょう。

ソファの上でリモートワーク

◇書斎のある生活のメリット

作業場所がダイニングテーブルや、リビングのローテ―ブルやソファーですと、その場所じたいは、基本的に家族共有のスペースですから、お子さまのおもちゃや絵本、雑誌なども置かれています。
また、小中学生のお子さまがいらっしゃれば、学校から持ち帰ったプリントに目を通すときとか、食事の準備をするときなど作業のじゃまになってしまいます。
しかし、専用の書斎があれば、そういう時でも作業を中断せずにいられますし、食事時なども書類をそのままの状態で置いておくことが可能です。
食事が終わって、書斎に戻ればそのまま先ほどのやりかけの作業を再開できますので、その点非常に時間の有効活用ができます。

◇ワークスペースの広さとは

人が作業をするうえで、どれくらいのスペースが必要でしょうか。
パソコンと資料をデスクの上に置くことを考えますと、およそ幅にして75~90センチあれば問題ありません。
つまり、この幅は一般住宅の廊下幅くらいですので、廊下の奥が壁であればそこにデスクを置くことで作業が可能となります。
デスクの奥行きも45センチほどあれば、充分ノートパソコンは設置できますし、
奥行きを70センチ以上確保できますと、オフィスデスクのようなしっかりとした作りのデスクも置くことができます。

デッドスペースに書斎を作る

空きスペースを活用して、書斎やワークスペースを作る方法

家具の配置を置き換えるとか廊下周辺など、家の中を見渡して普段気がつかないデッドスペースな空間を探してみましょう。
横幅75センチ、奥行き45センチのスペースを見つけることができましたら、そのスペースを書斎として有効活用をしてみましょう。
特に壁など作らずにオープンなスペースでも目の前が壁で、家具に囲まれているスペースでしたら、プライベート感もある程度キープできます。
また、オープンなスペースの方が、働きながら家族とのコミュニケーションもとりやすくなりますし、デッドスペースだったところを活用するため、今までの生活に支障なく仕事ができることにメリットを感じられます。
どうしても、オープンスペースだと集中できないという方は、本棚を背後にセットするとか、間仕切りの棚をホームセンターなどで材料を買い込んで、ご自分で作られるのもおすすめです。

家族との共有スペースでリモートワーク

オープンスペース書斎の設置に関するポイント

書斎とはいえ、オープンスペースの半個室の場合、完全個室と比較して独立感はやや劣ります。
しかし、家族が集まる場所に設けることで、リビングで遊ぶお子さんの様子を見ながら仕事に取り組めたりもします。
そうは言っても、リビングの一角などに設置の場合、そこは家族と過ごす共有空間でもあるわけですから、リラックスするリビングの環境とのバランスを考えて書斎づくりをしたいものです。
そして、家族がリビングにいるときは、当然生活音が気になったり、声をかけられたりすることもあります。
どうしても、プライベートと仕事の切り替えが難しくなりますが、生活音はヘッドフォンをするとか、仕事中であるサインを家族に知らせて協力をしてもらうようにすることも必要ではないでしょうか。

まとめ

リモートワークにおいて、効率よく仕事を行うためのワークスペース作りは、集中して効率良く仕事に取り組みたい方には個室タイプがおすすめです。
家族の状況も把握しながら仕事をしたい方は、オープンタイプの半個室の書斎づくりがおすすめです。
書斎づくりをするときには、仕事スペースの確保と考えるだけではなく、充実したひとときを送るために必要だからと考えてみると、バリエーション豊かな書斎づくりのアイデアも生まれることでしょう。

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