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趣味のコラム「街で見かけたら、羨望のまなざしで振り返るほどの魅力的な変わり種バイク」

FK310 LAⅢSport

「街で見かけたら、羨望のまなざしで振り返るほどの魅力的な変わり種バイク」

自転車やオートバイで街中を走る楽しさは、その走りの魅力を知っている人は、皆さんそう感じられると思います。
颯爽と走りながらも、街行く人が「あれっ、可愛くておしゃれ」とか「かっこいいなぁ、乗ってみたいなぁ~」という羨望のまなざしを寄せられるようなルックスのモノに乗って走るのは、ワクワク、ドキドキするものです。
そこで、今回は自転車のようなオートバイ「モペット-FK310 LAⅢSport Sp」とオートバイのような電動アシスト自転車「ISSIMO」をご紹介していきます。

自転車にエンジンを搭載した乗り物「モペット」

モペットは、エンジンとペダルで漕ぐ(人力)という2つの動力で走行する乗り物で、ヨーロッパでは手軽に乗れる乗り物として昔から人気のある乗り物でした。日本では、ホンダの「スーパーカブ」の原型である「カブF(自転車にエンジンを取り付け販売された)」が、1952年に発売され原動機付き自転車(原付一種)として国産初のモペットでした。
現在、国内でモペットを作っているメーカーは、自動車部品の製造を手掛けるフキ・プランニングという会社で、今回紹介するレトロなデザインがおしゃれな「FK310 LAⅢSportSp」を含め7種類のモペットを製造しています。

◇「FK310 LAⅢSportSp」とは

FK310 LAⅢSport

フキプランニングホームページより

FK310 LAⅢSportSpは、排気量31.7ccの空冷2ストロークのエンジンを搭載し、混合ガソリン使用で排気ガス規制をクリアした原付です。
最高速度は時速20キロと速くはありませんが、移動のために利用する乗り物ですので、さほどスピードは出なくても問題ないかと思います。
もちろん、ペダルを漕いで走らせながら疲れたら、エンジン動力で走行可能ですから電動アシスト自転車より移動がラクラクなイメージです。
タンクには、約1.8リットルのガソリンが入り、燃費はリッター43キロなので、満タンで60キロは楽に走行可能です。
サイズは全長1,800ミリ、全高1,050ミリ、タイヤサイズ26インチ、車体重量は28キロ、足つき性も良く車体も軽いため取り回しが楽で扱いやすくなっています。
自転車機能は、変速機内装三段ギア、センタースタンドで専用ミラーが標準装備されています。
FK310 LAⅢSportSpの特筆すべき点は、ビンテージバイクのような可愛いルックスにあります。
曲線を描くクルーザータイプの自転車のようなフレームに、イエローのガソリンタンク、本革張りのサドル、ボディカラーはアッシュグレー&ハニーイエローが施されています。
エンジンをかけずにペダルを漕いで走行する時も、原付なので法律上はヘルメットの着用は必須ですが、人力パワーとエンジンパワーを使えることとレトロなデザインが道行く人の視線をくぎ付けにすること請け合いの一台です。

製造元:フキ・プランニング
フキプランニングHP http://www.fuki.co.jp/
FK310 LAⅢSport Sp  販売価格14万円(税別)

オートバイのような電動アシスト自転車「ISSIMO(イッシモ)」

ISSIMO

FANTICホームページより

「ISSIMO」は、イタリアに本社を置くバイクメーカーである「Fantic(ファンティック)」の電動アシスト自転車です。
Fanticは、フルサスペンションのe-MTBなども販売していますが、このISSIMOは現在イタリアで大評判の電動アシスト自転車なのです。
一見すると、そのデザインはモトクロスバイクのようなスタイリングなのに、自転車であることからヘルメットを着用しなくて良いというお手軽な乗り物です。
自転車だからこそ、ギアにはこだわりがありe-Bike専用に開発された日本のメーカーであるシマノ製のハブギア「Inter-5E」を使用しています。
ブレーキは、こちらもシマノ製の強力な油圧ブレーキを搭載、ヘッドライトはコンパクトなサイズでも抜群の灯りを放つLEDライトを採用しています。
電動アシストする駆動系は、630whのリチウムイオン電池を搭載しており、アシスト状態で70~120キロの走行が可能だそうです。
走行体感は、スタイリング通りのスポーティ感覚がたっぷりで、20インチの幅広ファットタイヤでオフロード走行時も抜群の安定感を発揮します。
パワフルなモーターによる電動アシスト自転車、オフロードも快適に走行可能な独特のライディングフィーリング、モトクロスバイクのようなカッコいいスタイリング、どれをとっても他に例のない「ISSIMO」は、街でもアウトドアでも大活躍の一台ではないでしょうか。
「ISSIMO」には、オフロードで活躍するアグレッシブなデザインの「ISSIMO FUN」と、街中走行を目的としたロード用タイヤを装着した「ISSIMO URBAN」の2タイプがあります。

「ISSIMO」日本販売店:サイン・ハウス車両事業部
https://fantic-ebike.jp/
メーカー希望小売価格は税込み396,000円。

まとめ

街中を走っていると、羨望のまなざしで見つめられるかもしれない2台をご紹介しました。
FK310 LAⅢSport Spは、レトロ感たっぷりの可愛く魅力的な乗り物ですが、モペットですから、エンジンで走行する原動機付自転車です。
走行する時は、運転免許とヘルメットを忘れないようにしましょう。
一方、オートバイのようで自転車の「ISSIMO」は、電動アシスト自転車ですので、免許もヘルメットも必要ありません。
走行時に注意する点に違いはありますが、どちらも楽しくおしゃれな乗り物ですから街中やアウトドアでの移動に、是非とも活用してみたくなる変わり種バイクです。

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