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主婦の知恵コラム「失敗しない革ジャンのお手入れ方法」

革ジャンのお手入れ

「失敗しない革ジャンのお手入れ方法」

バイクライダーやロックンローラーでなくとも、革ジャンは秋・冬のおしゃれアイテムとして人気の高いアウターです。
レザージャケットは、頻繁に着れば着るほど革の素材が劣化してしまいますので、お気に入りのレザージャケットを長く着用するために、日頃のお手入れは欠かせません。
そこで今回は、自分自身で出来るレザージャケットのお手入れ方法などをご紹介していきます。

革ジャンのお手入れ

革ジャンに纏わりつく汚れとは

革ジャンに付着する汚れは、ホコリや汗染みなどの水分汚れなどで、これらを放置しておきますと革ジャンにカビが生える可能性があります。
たとえば、バイクのライド中に雨に濡れるとか、汗をかいて襟に汗染みを残したまま放置していると、久々にクローゼットから出した時に大事な革ジャンが、カビだらけで着られないということもあります。
また、革ジャンはお手入れをしないでおくと、革の艶が失われ革独特の光沢がなくなったり、ひび割れたりする可能性もあります。
そのため革の衣類は、着用後に風通しの良い場所で湿り気を乾かしてから保管することが必要です。

革ジャンのお手入れについて

革ジャンに使用される素材は、牛革、羊革、山羊革、豚革、馬革、鹿革などに大別されます。
それぞれに革の特性がありますが、ライダースの革ジャンは牛革が使われ、おしゃれ着のレザージャケットなどは、軽さと柔らかさのある羊革が使われています。
レザ―クリームなどのお手入れ道具も、すべての革に使用できる製品として販売されていても、その中には合わないものもありますので、まずは使用前に目立たない箇所でシミができないかどうかを確認しましょう。
革ジャンのお手入れは、基本的にブラッシングをしてクリーナーで汚れを拭き取り、状態によっては保湿クリームを塗りこむという手順ですが、順を追ってみていきましょう。

◇ブラッシングでほこりを落とす

毛足の長めの馬毛のブラシを使用して、革ジャンの前面や背中をブラッシングしてから、腕・脇・ポケットなどの個所へと小刻みにサッサと履くようにブラッシングしていきます。
ブラッシングだけで、普段のホコリや汚れを落とすことができ、革を清潔な状態にしておくことができます。
汚れが落ちにくい部分は、レザークリーナーを使用して、汚れを丁寧にふき取りましょう。
革ジャンの汚れ落としブラッシングは、毎回着た日にクローゼットにしまい込む前に行われることをおすすめします。

ブラッシング

◇革ジャンに栄養を与える

普段のお手入れはブラッシングだけで問題ありませんが、春とか秋の季節の変わり目にはクリームやオイルを革ジャンに塗りこんで、革ジャンの栄養補給をしてあげると革が良い状態を保つことができます。
革ジャンの保湿のために、革ジャンの手触りで乾燥していると感じたら、汚れを取り終えた後に革製品専用のクリームを薄くクロスに取り、こすらずにたたくように伸ばすように塗り込んでおきましょう。
革の表面がしっとりと乾いてきたら、最後に乾拭きすることを忘れないようにしてください。
また、長年愛用している革ジャンは、購入当時の艶が消えてきますので、革用品専用のオイルを、しっかり革ジャンに塗り艶出しを行いましょう。
艶出しを行うと、革独特の深みが出てきて見違えるような輝きが甦りますが、革へ油分や水分を多く与えすぎますと、カビが発生するリスクも多くなりますので、年に2~3回を目安に行うことをおすすめします。

オイルアップ

◇仕上げに防水スプレーをかける

雨などで革ジャンが濡れてしまうと、その部分からカビが発生する場合もありますので、念のため革ジャンに防水スプレーをかけておくと良いでしょう。
防水スプレーを室内で行うときは、窓を開けて十分に換気することを心がけてください。
防水スプレーが乾いたら、しっとりした感触と光沢に仕上げるため、最後に乾拭きを必ずしてください。

まとめ

革ジャンは、長く付き合えるおしゃれアイテムのひとつですが、普段のお手入れをきちんとしておかないといけません。
日頃から着用した後にブラッシングを行っておくことで、その後の革ジャンのメンテナンスも簡単となります。
革ジャンは、動物の革で作られていますので、素材自体はもともと水分や油分を含んでそのクオリティを保っています。
手入れをしないでそのままにしておくと、素材の水分や油分が無くなり乾いてしまい、革のひび割れなどが起きて大事な衣類が台無しになってしまいます。
そこで、革ジャンをお手入れするときには、着用後にブラッシングをして表面の汚れを取り除き、定期的にクリームやオイルなどを塗り込みケアをしておくことが重要です。
また、革製品は湿気が大敵ですので、保管にも気を配るようにしましょう。
クローゼットに長期間しまい込むときは、ほこり防止と風通しのためにナイロンカバーを避け、不織布のカバーをかけて保管されることをおすすめします。

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