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主婦の知恵コラム「ベッドのマットレスをきれいに保つコツ」

ベッドで寝る

「ベッドのマットレスをきれいに保つコツ」

人は人生の三分の一の時間を、睡眠時間に費やすと言われます。
健やかな眠りを行うためには、寝やすい快適な環境を整えることが必要で、眠りに大切なアイテムはマットレスです。
しかし、マットレスに髪の毛やフケ、皮脂汚れや埃が付着していますと健やかな眠りを確立することは難しくなります。
また、人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくとも言われ、マットレスには湿気が染み込み、カビやダニの発生の恐れもあります。
健やかな眠りに重要な役割を持つマットレスが、そうならないためにもマットレスは定期的に掃除をしておきましょう。
今回は、マットレスの掃除方法についてご紹介をしていきます。

ベッドで寝る

マットレスの掃除のタイミング

ベッドメイクしているときに、なんとなくマットレスからイヤな感じの臭いがするなどということを体験したことありませんか。
そのイヤなにおいの元は、汗が乾いた臭いやカビの臭さであることが往々にしてあります。
そういう時は、シーツもベッドパッドも洗濯し、マットレス自体も掃除をしていきましょう。

◇マットレス掃除の手順

まずは、部屋中に埃が立ち込めますので、窓を全開にして部屋の換気もしながら、マットレス表面の掃除機がけをします。
埃は、マットレスの縫い目部分に溜まりやすいので、マットレスの縦方向と横方向にそれぞれ2回ずつ掃除機をかけ、埃を入念に取り除いていきます。
ベッドフレームにまとわりついている埃や、ベッドの下の埃もきちんと吸い取るように心がけましょう。

マットレス掃除

次に、重要なのはマットレスの湿気除去ですが、マットレスの素材によっては直射日光に当ててはいけないものが多いので、陰干しをするのがベストです。
日陰で風通しの良い場所に、立てかけて乾燥させていきましょう。
半日ほど陰干ししたのちに、マットレスをセッティングするときはマットレスの上下と表裏を、以前とは入れ替えた状態でセッティングをしていきます。
マットレスの向きを変えるだけで、湿気のこもりを防ぐ効果もありますし、ずっと同じ向きで使っていると、マットレスの同じ部分がへこんでしまいますので、ご注意ください。

マットレスの汚れ別掃除方法

◇黄色や茶色のシミの場合

シーツを外してみると驚くのが、ベッドパッドから染み出たマットレスの黄色や茶色のシミの汚れです。
これらの汚れは酸性の油汚れが多いため、アルカリ性の重曹かセスキ炭酸ソーダを使用して掃除をすると良いでしょう。
シミ取り方法は簡単で用意するものは、重曹水もしくはセスキ炭酸ソーダ水です。それらをスプレーボトルに入れ、シミに直接スプレーして5分間放置します。
その後に、タオルを押し付けるようにして汚れを吸い取っていき、しっかり乾燥させましょう。
汚れが取れるまで、同じ作業を繰り返し、それでも汚れが落ちにくい場合は、クエン酸水を同じようにスプレーして放置してから、タオルで吸い取る作業を繰り返してみましょう。

◇カビ除去の方法

マットレスにカビが発生したままにして寝ていますと、アレルギーや皮膚炎などになってしまう可能性もありますので、カビを発見したらすぐにでも除去してください。
カビ除去に必要なものは、消毒用エタノール、スプレーボトル、タオルを用意して、消毒用エタノールをスプレーボトルに投入します。
風呂場や壁のカビ取りと言うと塩素系の洗剤をよく使いますが、マットレスでは変色や痛みの原因ともなりますので、必ず消毒用エタノールを準備しましょう。
カビが生えている部分に、エタノールをボトルからスプレーして、1時間ほどそのまま放置しておきます。
1時間経ちましたら、ぬるま湯に浸したタオルを軽く絞り、マットレスを叩くようにしながらカビを拭き取っていきます。
カビが取れるまで、スプレーをして1時間放置して、ぬるま湯タオルで拭くという作業を繰り返していきましょう。
カビが取れたら、あとはマットレスをしっかりと乾かしてからベッドフレームにセッティングして終了です。

◇ダニが発生している場合

寝ていると、何か体ムズムズするとか、ふと見たら刺されたように赤く膨れているという場合は、ダニが大量に発生している可能性があり、すぐさまダニの駆除をする必要があります。
ダニ退治には、50~60度の熱風に30分以上当てれば死滅すると言われています。
ダニを確実に駆除するには、家庭用の布団乾燥機などでは難しいことから、布団乾燥車の利用がベストな解決方法です。
寝具のクリーニング専門店に、ダニ退治について相談をされてみることをおすすめします。

きれいなベッド

まとめ

明日の英気を養うために、体を癒やしてくれるベッドは常に清潔に保つことが重要です。
寝具やベッドのマットレスは、定期的に掃除を行い普段は汚れをためないようにしましょう。
また、マットレスに汚れや湿気が溜まらないように、朝起きたら必ず布団全体をめくり、寝具に風を良く通すように心がけてください。

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