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お役立ちコラム「中古車の賢い選び方」

USED CAR

「中古車の賢い選び方」

自動車免許を取得すると、当然欲しくなるのが自分専用の車ではないでしょうか。好きな時に好きなだけ乗れる、手軽に移動することのできる車は、行動範囲を広げてくれる頼りになる相棒みたいなものです。
車購入で迷うのが、新車にするか中古車にするかですが、運転初心者の人の場合、「高いお金を払って新車を買っても、ぶつけてしまったら勿体ない」と思う方もいるでしょう。
もしくは、子どもの時から憧れていた車に乗りたいけど、同じ車両の新車にはその面影もないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで活躍してくれるのが中古車の存在なのですが、中古車は新車と違い同じ車種であっても、走行距離や装備、外装や内装の状態が車両ごとに違います。
そのため、少しでも状態のいい中古車を手に入れるためには、注意すべきポイントがいくつかありますので、今回は車に初心者の方でも、良質な中古車が探せるように、いくつかの確認すべきことがらをご紹介していきます。

新車か中古車か

運転しやすい車の条件

車を選ぶ条件として一番重要なことは、自分にとって運転しやすい車を選ぶことです。
背の高い人低い人、体の太い人細い人、体型の違いで体にしっくりとくる車は違います。
次に車を使う目的が、少人数のドライブなのか、5~6人で移動することが多いのかでも選ぶ車のタイプは様々です。
また、家の周りは狭い道が多いとか、駐車場が小さいなど、車を所有する人の居住条件でも選ぶ車のタイプは分かれてきます。
一般的に、車の運転に慣れていない頃には、なるべく視界が広く取れる着座が可能な車種を選ぶといいと言われています。
つまり、座席が地面よりなるべく高いと、見晴らしがよく広い視界を確保できるということです。
また、車体のボンネットが短めで、フロントウィンドウと車体の先端が近いと、車両感覚も把握しやすくなると言われています。
例えば、ワンボックスカーコンパクトSUVなどが、それに該当するのではないでしょうか。
そして、家の周辺が細い道が多いとか駐車場が小さければ、軽自動のトールワゴンタイプなどがおすすめかもしれません。
自分が車に求める条件なども加味して、それらの様々な条件と自身の置かれた状態を見定め、それに適した車が自分にとって運転しやすい車種と言えるでしょう。

中古車いろいろ

中古車の購入時に確認すべきポイント

車を購入する時には、新車も中古車も基本的に試乗してから決めるのが望ましいことです。
それは、試乗することで、車の調子を肌で感じることが出来るからです。
ただ、中古車の場合、展示車の車検が切れているとか、販売時に整備するという段階の車が展示されていることもあり、試乗が出来ないことがあります。
それでも、その車の調子を判断する方法や、見た目でも判断できることがありますので、試乗ができないと言われても車探しのための練習だと思って、試乗前のチェックポイントを知っておくことをおすすめします。 

車両購入のチェックポイント

◇試乗前にチェックする項目

まずは、外装・内装のチェックを行うことで、その車を購入して気に入ることができるかを判断します。
外装は、車全体を見て回り、塗装の剥がれやキズ、へこみがないかをチェックします。
キズの程度は、光の当たり具合で見え方も変化しますので、見る角度を変えてチェックすることをおすすめします。
へこみは、へこんでいてもきれいにたたき出して修理していることが多いので、へこんだままの車は展示されていることはあまりありませんが、気をつけたいのはフロントとバックのへこみやライト周りに妙な隙間がある場合は、その部分をぶつけている可能性も考えてみましょう。
また、ぶつかっているとドアの開閉にも問題を残すことがありますので、ドアがスムーズにピッタリと閉まるかも座席に座って行ってみましょう。
最後にタイヤの山やサイドの亀裂についても確認しておき、購入後にすぐタイヤを買うようなことが無いようにしましょう。
内装のチェックは、シートの座り心地とエアコンをつけて車内の匂いを確認しましょう。
また、ドアや窓部分のゴムの劣化も見逃さないようにチェックし、シートベルトの動きも確認しておきます。
最後に、荷室スペースの染みや汚れの確認と車載工具やスペアタイヤの有無、そして車の整備状態を知るうえで必要な記録簿の有無も、お店の人に確認することをおすすめします。

車体をチェック

車の駆動部分の確認もしっかりと行いましょう

試乗できなくとも、エンジンをかけることはできますので、まずスムーズにエンジンがかかるか、エンジンの回転数は安定しているか、排気音がうるさくないかを確認します。
次にヘッドランプ、テールランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウインカー、エアコン、カーオーディオのチェックもしてください。
最後に、試乗はできなくともお店の敷地内なら車検切れでも走らせることは可能ですので、動かしてみて違和感のある振動や異音、ブレーキの制動力について確認してみましょう。

USED CAR

まとめ

ご紹介したチェックポイントを確かめてみて、不満や不安を感じたら違う車を探しましょう。
車は年式の古い車であれば、当然走行距離も長く価格も安価ですが、各部品の摩耗は生じています。
年式が4〜6年落ち程度のワンオーナーの車なら、車を大事に乗っている可能性もあり、その車が目立つキズがなく駆動部分に問題がなければ、おすすめの1台かもしれません。
中古車を探す場合は、まず購入予算を決め、車の使用目的と自分が乗りたいと思う車種を絞り込み、乗り心地を確認して車を選ぶことをおすすめします。

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