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主婦の知恵コラム「家探し、中古物件がおすすめな理由」

「家探し、中古物件がおすすめな理由」

住まいには、マンションと一戸建て、それぞれ新築中古と種類があります。
家の購入を考える際に、新築物件に住みたいとお考えの方が多いのではないかと思いますが、最近では中古物件をリノベーションして住むという方も増えていらっしゃいます。
中古物件を購入する一番の理由は、新築と比べて販売価格が安いということです。
また、中古物件は大型マンションなど特にそうですが、十数年から数十年前に建てられた物件は、駅近くに建てられている傾向が多くあります。
同じ築年数の物件でも、居住者の住み方で状態はかなり違いますが、中古物件は実際に物件を見て購入できますので安心です。
そして、中古物件は購買価格が安く済んだ分、余ったお金で自分の好きな間取りや室内の空間をリノベーションやリフォームすることができる楽しみもあります。
そういう意味では、中古物件といっても自分の好みの住居が手に入るという点では、新築物件のものよりも気に入った点を多く感じられる可能性が広がります。
そこで、今回は住居の中古物件のメリットをご紹介していきます。

中古物件のすすめ

中古物件のメリット

◇中古物件は、価格が安い

中古物件の魅力は、なんといっても新築物件と比べ、その価格の安さにあります。
中古物件ならば、新築では手が届かない予算でも同じような間取りや広さの家を手に入れることも可能です。
日本では家に対して新築という思いが強いため、物件が新築であるかどうかが価格面の違いとして表れていると言えるでしょう。
これは裏返せば、中古物件はコストを抑えたうえで、優良物件にも出会える可能性が高いということになります。

◇中古物件は、「いい立地」の物件を見つけやすい

通勤や子どもの通学にもちょうどよい場所、近くに公園があり、図書館や商店街が充実しているなど暮らすのに便利な環境が整っている街こそ、住むなら理想的ではないでしょうか。
しかし、そういう場所で予算に収まる物件で新築を探すとなると、結構難しいという現状があります。
たまたま、駅前が開発中という状況ならば、駅前に大規模な建売の新築物件に出会えますが、その場所が自分たちが住みたい街の駅前が再開発中となると可能性はさほど多いとは言えないでしょう。
しかし、中古物件の場合は、住みたい場所を決めて物件探しを始められますのでリアルタイムで物件の有無を探し出すことが可能です。
すなわち、自分のライフスタイルに合った念願の住まいを見つける可能性が広がっているというわけです。

中古物件のすすめ

◇中古物件は、実際の建物が見られる

新築ですと、完成図やモデルルームの模型などを参考にして、実際の建物や室内をイメージしていくしかありません。
しかし、中古物件の最大メリットとも思われるのが、実際に住む建物を見ることができることです。
物件の外観や内装以外にも、物件の日当たりや室内への風通しなども体感できますし、周囲の環境もわかりやすいので生活するイメージがつかめます。

中古物件は実際に見れる

中古物件を購入するときに気をつけておきたいこと

◇中古物件が戸建ての場合

戸建ての中古物件の場合、敷地に関して気をつけておきたいことがあります。
それは、敷地が幅4メートル以上の道路に2メートル以上ないと「再建築不可」という接道条件というものが付いている物件があるということです。
これは、建て替えようと考えても、接道条件を満たしていないため、リノベーションは出来ても新しく家を建築することができないというものです。
次に重要なことは、家の建つ敷地の地盤です。
新築であれば、地盤を強く改良する工事ができますが、リノベーションとなりますと地盤を改良することができませんので、物件を見つけた時点で軟弱地盤かどうかを確認することが重要となります。

◇中古物件がマンションの場合

中古マンション購入の場合、おすすめの購入物件条件はリノベーションに向いているかどうかがポイントとなります。
マンションは戸建てと違い室内を購入するわけですから、建物自体がきちんと管理されているかが重要となります。

リノベーション住宅のすすめ

【チェックポイント1:定期的に大規模修繕・補修がされているかどうか】

マンションは、一般的に新築から10~12年の周期で、防水工事・外壁塗装・鉄部塗装などの大規模修繕が行われています。
まずは、購入したい物件が、これらの工事をきちんと行われているかが重要です。マンション購入の仲介をしている不動産屋さんに、大規模修繕記録などを入手してもらい確認しておきましょう。

【チェックポイント2:修繕積立金や管理費の滞納がないこと】

マンションでは、共用部分やエレベーター設備の管理費や大規模修繕のための修繕積立金を納める必要がありますから、この費用の滞納者がいるマンションは要注意です。
滞納金が多くなってしまうと、管理が行き届かずマンションの価値が下がるだけでなく、修繕積立金が不足しますとマンションの大規模修繕ができなくなります。
管理費や修繕積立金の収入状況は、マンションの管理組合が管理していますので、これも不動屋さんに閲覧許可を取ってもらいましょう。

【チェックポイント3:ごみ置き場・自転車置き場・メールボックスを観察】

管理人の清掃・整頓状況の確認も重要ですので、エントランスの清掃状態や郵便受け周りにチラシが散乱していないか、ゴミ置き場は清潔に保たれているか、廊下や階段などの共用部分にゴミが放置されていないかなど、管理体制のチェックを入念に行いましょう。

共用部分のチェック

■まとめ

通勤・通学の便利さや、周辺環境の良いところを求め、満足いく暮らしをするためにも住居の建つ環境は重視したいものです。
中古物件でも、その立地環境がしっかりとしていれば、あとはリノベーションすることで快適な生活環境を確保できます。
注文住宅を建てるように、中古物件をリノベーションして、独自のこだわりのある住まいづくりをするのも楽しいことでしょう。

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