ブログ

エンジョイ♪湘南暮らし⑨|まるで春の紅白歌合戦?常立寺の枝垂れ梅が満開です♪

まるで春の紅白歌合戦?常立寺の枝垂れ梅が満開です♪近くには富士山絶景スポットも!

常立寺の枝垂れ梅

立春を過ぎて、日差しもすっかり春めいてきましたね!そろそろ河津桜の便りが届き始め、梅の見頃の最後になりますが、今が満開の常立寺(じょうりゅうじ)の枝垂れ梅をご紹介します。毎年開花を楽しみしているファンも多い常立寺の枝垂れ梅、見ないのはもったいないですよ!常立寺は片瀬にあるので江の島散策のついでにおすすめです♪近くには富士山の絶景スポットもありますよ。さあ早速、行ってみましょう!

常立寺

常立寺は、江ノ電江の島駅またはモノレール湘南江の島駅から歩いて5分ほどの日蓮宗のお寺です。参道の両側にも梅が枝を広げ、小さな古い石仏や石像が並んでいます。歴史をひもとけば、古くは回向院利生寺という真言宗のお寺でした。天文元年(1532)に日豪上人により日蓮宗に改宗され龍口山常立寺と改められました。この付近は鎌倉時代にあった「龍の口刑場」跡地と伝えられていて、刑場で処刑された人々を弔っているそうです。そんな重い歴史と、現代の湘南の明るい日差しとのコントラストが興味深いですね。山門をくぐると境内はさほど広くなく、それだけに枝垂れ梅が満開ともなるとレースのように連なる紅白の梅の花でいっぱいになります。

枝垂れ梅

 枝垂れ梅は枝先が地面に届くほど下がり、見上げなくても手元でお花の撮影ができるのが楽しいですね♪皆さん熱心にスマホを向けて撮影しています。花の蜜を求めてメジロもよく飛んできます。あ!メジロ!見てー!と大きな声を出すと逃げてしまいますから、見つけたら静かに見守ってくださいね。

メジロ

山門を入って境内左手に、青い布を巻いた古い石塔があるのにお気づきですか。「元使塚」といい、健治元年(1275)に刑場で斬首となった、蒙古(現在のモンゴル国)からの使者、杜世忠以下5人を供養するために大正15年(1925)に建てられた五輪塔です。青はモンゴルで英雄を意味する色だそう。平成17年(2005)に、大相撲の朝青龍や白鵬らモンゴル出身の幕内、十両がこの元使塚を参拝しました。その後、毎年のように大相撲藤沢場所の際に、モンゴル出身力士による元使塚参拝が行われるようになり、五輪塔に青い布が常に巻かれるようになったそうです。平成19年(2007年)にはモンゴル国大統領夫妻も参拝されました。蒙古襲来とか、蒙古襲来の時に蒙古軍の船を沈没させた強い風を神風というようになったとか、世界史で習ったなあーと思い出しますね。今は大相撲力士の活躍ですっかり身近になったモンゴルの人たち。元使塚に手を合わせ、日本とモンゴルの友好発展を祈念しましょう。

元使塚

さて枝垂れ梅を堪能し、元使塚にお参りして常立寺を後にしたら、ぜひ湘南モノレール「湘南江の島駅」に寄ってくださいね!湘南江の島駅は2018年12月にリニューアルが完成し、改札がある5階に開放感溢れるルーフテラスができました。ルーフテラスからは、富士山や境川から先に広がる藤沢、鎌倉の街並みが一望できます。ルーフテラスの開放時間はなんと朝5時25分から夜11時まで、つまりモノレール運行中は常に開いているわけですね。改札外ですので、モノレールを利用しなくても入れますよ。晴れた早朝は富士山頂の雪が朝日を浴びて薄桃色に染まります。早起きして見てみたいですね♪

湘南モノレール「湘南江の島駅」のルーフテラス

【基本情報】
常立寺(じょうりゅうじ)
藤沢市片瀬3丁目14-3
0466-26-1911
江ノ島電鉄線「江ノ島駅」または湘南モノレール「湘南江の島駅」
下車徒歩5分

湘南モノレール「湘南江の島駅」
ルーフテラス
5階(改札階)
開放時間 5時25分~23時
※風が強い時などは利用できない場合があります
湘南モノレール株式会社
0467-45-3181

関連記事

ページ上部へ戻る