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主婦の知恵コラム「コーヒーの健康効果とは」

コーヒー

主婦の知恵コラム「コーヒーの健康効果とは」

コーヒー好きの方なら、コーヒーの香りで目覚めるような時を至福の喜びとされているかと思います。
実際に、モーニングコーヒーを眠気覚ましに飲んだりする方は多いでしょうし、一日に何杯もコーヒーを飲まれるという方も多いはずです。
しかし、コーヒーは好きで一日3~4杯は飲むけど、カフェインの摂り過ぎではないかと悩むとか、それでもコーヒーは健康に良いともいわれているので、それくらいは飲んでもよいのだろうかと戸惑うこともあるかと思います。
そこで今回は、コーヒーの健康効果とカフェイン過多にならない飲み方のポイントをご紹介していきます。

コーヒー

まずは、コーヒーの特性を知る「カフェイン」について

コーヒーの香りには脳をリラックスさせる作用があります。
その理由は香りをかぐことで、リラックス状態の脳に現れるα波が増加することからリラクゼーション効果があるからです。
また、コーヒーの成分でよく知られているのがカフェインですが、カフェインには覚醒作用もあります。
カフェインの覚醒作用は頭をすっきりさせますので、適量の摂取ならば脳を活性化させて集中力を高めることから、仕事や勉強の効率アップに効果があると言われています。
また、運動効率を上げることが出来ますので、運動前の摂取で運動能力をアップさせられるとも言われています。
他にも、中枢神経を刺激して自律神経の働きを高めることから、基礎代謝を促進させ体脂肪燃焼の効率を上げるため、ダイエットにも効果が期待できるという延久発表もあります。
カフェインを摂取すると、胃壁に適度な刺激を与え胃酸の分泌をうながしてくれますので、その結果、消化を助ける働きを期待できるのですが、空腹時に飲んだり飲み過ぎたりすると胃酸過多の原因となって、胃が荒れてしまうこともあるため飲む量には十分ご注意ください。

コーヒー豆

カフェインだけではない、コーヒーにはポリフェノールの効果もある

体に良いとされているポリフェノールの含有が、豊富なことで知られている赤ワイン。
ポリフェノールは、緑茶や紅茶、ココアなどにも含有されていますが、含有量第1位の赤ワインにもひけをとらないほどの量を、コーヒーからも摂取できるようです。
ポリフェノールは、体内に蓄積できる成分ではないことから、一定量を毎日摂ることが必要となります。
コーヒーに含まれているポリフェノールの種類は、クロロゲン酸と呼ばれる植物由来の成分で、コーヒーが持つ苦味や褐色の色や香りの源にもなっています。
クロロゲン酸には、抗酸化作用があることから、肌のしわやたるみ、シミ対策、肌荒れ、癌や他の病気の原因や老化を誘発すると言われる活性酸素の除去に効果が期待されるそうです。
その他にも、心臓病・糖尿病・肝疾患などの抗がん作用、血液をサラサラにする効果によって、血圧降下作用、肥満防止作用、脳梗塞や心筋梗塞、口臭抑制作用など体の健康維持には欠かせない効果があると言われています。
また、注意力の低下を回復させる効果(認知効果)が期待されるというデータも研究成果として確認されているそうです。

ポリフェノール

カフェインのデメリット

人間の体に様々なメリットを与えてくれるコーヒーですが、飲むうえで注意しておきたいのがカフェインの過剰摂取です。
実は、カフェインを摂りすぎると、急にイライラしたり不安感を抱いたり、疲れやすくなるという体へのマイナスの働きをすることがあります。
つまり、カフェインを過剰に毎日摂取していると、不安で熟睡できないとか、毎日疲れやすく質の良い眠りを確保できないという事態にもなりかねません。
カフェインは、多く摂りすぎるとこのような体調不良の原因となってしまうことや、カフェインの中毒を起こしてしまい、最悪の場合、死亡する可能性もあると言われていますのでご注意ください。
成人が1日に摂取してもよいカフェインの量は、コーヒー3杯程度に当たる400ミリグラムとされています。
それでも人によって、カフェインの耐性力が違うことから日常的に不眠、めまい、吐き気、頻尿、頭痛、動悸、痙攣などの症状が現われたら、摂取量を減らすかカフェイン抜きのコーヒーを飲むようにされることをおすすめします。

■まとめ

コーヒーには、大腸がんや肝がんの予防、心臓病や脳卒中の予防、2型糖尿病の血糖値の改善に、脂肪燃焼促進による肥満防止など様々な効果が各研究機関の研究成果として報告がされています。
そういう意味では、コーヒーは健康維持のよき協力者であり、毎日の食生活に取り入れてもよいパートナーではないでしょうか。
ただし、カフェインの摂りすぎは禁物ですから、くれぐれも飲み過ぎには注意して一日3杯を目安に飲まれることをおすすめします。
朝に1杯、ランチか午後の休憩時に1杯、そして夕食後の1杯といった飲み方も、健康のためと規則正しい生活リズムを造り出すのに役立つと思われますので、試されてみてはいかがでしょうか。

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