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主婦の知恵コラム「ベッドマットレスの清潔維持について」

「ベッドマットレスの清潔維持について」

人は睡眠中に、およそコップ一杯分の汗をかくと言われています。
つまり、ベッドのシーツや敷きパッドには、その寝汗や体の皮脂が染み込んでいる可能性があります。
このようにして湿ったシーツや敷きパッドは、雑菌が繁殖しやすくほおっておくとカビやダニが繁殖する原因にもなるようです。
何日も何週間もそういう状態が続くと、ベッドマットレスにも汗は染み込んでいる可能性はあるでしょう。
シーツや敷きパッドは洗濯して清潔にしていても、ベッドマットレスが汗の沁み込んだ汚れた状態では最悪ですね。
マットレスの手入れや掃除が出来ていないと、非常に不衛生ですので日頃からお手入れされることをおすすめします。
そこで今回は、ベッドマットレスのお手入れ方法についてご紹介していきます。

■ベッドマットレスのお手入れ方法

ベッドマットレスは、お手入れしないでいますと汚いだけでなく、カビ、ダニの温床となりますので、定期的に掃除する習慣をつけましょう。

◇マットレスの表裏のローテーションセット

マットレスは、2~3ヶ月には一度くらいの割合で表と裏を返すことが必要です。また、汗のかく量は上半身と下半身で違いもあるらしいので、マットレスの上下を入れ替えることも必要です。
風通しの良い寝室なら、表裏をひっくり返して風や日光に当てることで、マットレスに沁みこんだ汗などの湿気は蒸発して渇いてきます。
もし、それが難しいようでしたら扇風機をマットレスに当てるなどして、湿気を排除できればダニ、カビの発生をかなり抑制することが可能ですからおすすめします。
ベランダが広く可能であれば、3ヶ月に1回くらいの割合でマットレスを直接日光に当てますとカビ・ダニ防止の効果はより期待できます。

◇家庭でできるマットレスの掃除法

日に当てるだけでは少し不安な方や、長時間は日に当てるのは難しいと言う方でも、マットレスを清潔にしたいという場合は定期的に掃除されることをおすすめです。
マットレス掃除の基本は、掃除機で髪の毛や埃、角質した足の裏の皮膚片を吸い込み、窓を開けてマットレスと部屋全体の湿気を取り除くようにしてください。
湿気を排除できればダニ、カビの発生を抑制することが出来ます。
使用する掃除機は、普段使用している掃除機で良いのですが、ヘッド部分が汚れていてはマットレスが汚れてしまいますので、ヘッド部分は事前にきれいにしておきましょう。
掃除機をかけるときは、吸引力を「強」にしてゆっくりと時間をかけてマットレスの面を吸い込んでください。
一定方向にかけるだけでなく、縦方向が終わったら横方向にそして何度もかけると効果がよりでてきます。
枕元と足元は、ダニ、カビの発生をかなり抑制することが可能ですので、コロコロのような粘着テープで、こまめに髪の毛や埃などを取り除くようにしておくこともおすすめの掃除方法です。

◇ベッドの下も見逃さないようにしよう

実はベッド下のスペースは湿気がこもり意外と湿度が高くなっています。
そして、ベッドの下は、家じゅうの埃や髪の毛なども溜まっている可能性が高いです。
この条件は、もうダニのエサ場と一緒ですので、日常の掃除でしっかり吸い込んでおきましょう。

■マットレスをより清潔にしたいときは、濡れタオルで掃除する

マットレスを掃除機で綺麗にするとか、日光消毒で風に当て乾燥するだけでは、まだ清潔感が物足りないと思う方には、マットレス自体の洗濯をおすすめします。
洗濯と言っても、ベッドマットレスの洗濯とは、一般的にマットレスを濡れタオルで拭くことです。

◇マットレス洗濯の手順

1.中性洗剤を洗面器に少量入れて、ぬるま湯で10倍くらいに薄めます。
2.薄めた洗剤の中にタオルを入れて軽く絞ったら、マットレスの汚れが気になる
箇所を軽くポンポンという感じでたたて汚れを取り除いていきます。
3.汚れが落ちたら、濡れてしまったマットレスの水分を乾いたタオルを使って吸収させてから、最後にしっかりと乾燥させましょう。
乾燥が中途半端ですと、汚れは落ちてもカビや臭いの原因にもなりますので、日に当てて乾かすことをおすすめします。
曇天の場合は、扇風機、ドライヤーに布団乾燥機などを利用して乾燥させるのも良いでしょう。

■まとめ

マットレスを清潔にして、お手入れを続けていればカビやダニの発生の心配も無くなり、安心してぐっすりと睡眠を摂ることができます。
特に、カビやダニの発生はそれに反応するアレルギー体質の方ですと、体調不良も引き起こし大変なことになります。
マットレスを清潔に保つためには、基本的に掃除機がけと湿気を逃がす工夫を実践していくことです。
天気のいい日は、まずはベッドのマットレス掃除から家の掃除を始めるのはいかがでしょう。
清潔にお手入れしたマットレスは、健康にもいいですし結果的にマットレスも長持ちさせることにつながりますので、ぜひお試しください。

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