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趣味コラム「可愛い自転車『ミニベロ』について」

ミニベロのすすめ

「可愛い自転車『ミニベロ』について」

街中でよく見かける、タイヤが小さくて可愛いフォルムの自転車は、「ミニベロ(小径自転車)」と呼ばれ、自転車愛好家に親しまれています。
小口径車とは、タイヤサイズが小さい自転車のことですが、その中にはママチャリよりも取り回しがしやすく、デザインもおしゃれなものが多く、街乗りにぴったりと人気を博しています。
そこで今回は、普段使いの自転車としても便利な自転車「ミニベロ」の特徴や魅力などをご紹介していきます。

ミニベロのすすめ

ミニベロの定義

ミニベロとは、20インチ以下のタイヤを装着している小径自転車の総称です。
ミニベロの場合、タイヤ径が小さいのでペダルをいっぱい漕がないと、思うように進まないというイメージを持たれる場合があります。
しかし、基本的にはタイヤのサイズに合わせて、ミニベロはギア比が工夫されていることから、ペダルひと漕ぎで進む距離は他の自転車と比較しても、さして変わらない構造になっています。
ミニベロのホイールサイズは、8インチ~20インチまで色々なサイズがあり、基本的にホイール径が小さいと車体の全長も短くなっています。
ただし、残念ながらホイール径が小さいほど、乗り心地や走りの面で道路の段差を乗り越えにくいとか、走行時においても多少不安定になることがあるという問題点があるようです。
そうしたデメリットを解消するのは簡単で、タイヤサイズ16インチ以上のミニベロを選ばれることで、それらの問題点はほぼ解消できるようです。
また、ミニベロは取り回しの良さに含め、コンパクトに折りたためるタイプも多く、移動性や収納性の点で他の自転車よりも優れていると言えます。
簡単に折りたたむタイプもあることから、自転車を車や電車で運び旅をする「輪行(りんこう)」ファンの人たちからも注目されています。

ミニベロって何?

ミニベロの特性

実はミニベロが、ペダルの1回転で進む距離は普通の自転車とさして変わらないのは、車輪が小径である分、ペダル軸のフロントギアを大きくしてギア比の比率を上げているからです。
ペダル1回転で、タイヤがたくさん回るということは、当然ながら加速をする上でも負担は軽く、信号などで止まった状態から走り出すのも、さほど苦にはなりません。

◇ミニベロのメリット①:小回り性能が良い

まずは小径車であることから、ハンドリングの取り回しもしやすいのがメリットとして挙げられます。
街乗りで、人ごみのなかを安定した走りですり抜けていきたいときなどに、ミニベロはとても便利です。

◇ミニベロのメリット②:街の風景にマッチするおしゃれなスタイル

ミニベロは、可愛いだけではなくメーカーによってはスタイリッシュなデザインのタイプもあります。
また、アクセサリーも色々充実していますので、ファッションをコーディネイトするように、自分好みにミニベロをカスタマイズすることも可能です。
自転車をファッションスタイルの一部として楽しめるのも、ミニベロならではの特徴です。

◇ミニベロのメリット③:身長が低くても乗りやすい

ロードバイクなどは、そのフォルムから身長の低い方ですとご自身の体形にマッチする一台を探すのに時間もかかるのではないでしょうか。
ミニベロは、タイヤサイズが小さいことから、身長が低い方でも両足が地面に着地できることから、安全に運転しやすいように設計されています。

◇ミニベロのメリット④:駐輪スペースに困らない

ミニベロには、折りたためるタイプのものあり、とてもコンパクトになることから店舗などに立ち寄る際に駐輪スペースもさほど必要ありません。
また、専用バッグを用意すれば、自転車を持って移動するのも簡単にできるのは、他の自転車にないメリットと考えられます。

ギヤクランク

ミニベロ購入時のポイント

ミニベロは、普段の街乗りから長距離走行まで、幅広く楽しめるタイプの自転車です。
ミニベロ購入時に気をつけたいのは、品質と価格のバランスをチェックしながら、ご自身の用途にマッチしたものを選択することです。
たとえば、自宅に自転車を駐輪する場所がない方なら、収納する際に折り畳んで室内で保管することもできます。
また、自転車と共に旅行するのが目的の方なら、まずは折り畳めるミニベロを選ぶといった具合に、ミニベロで走り抜ける楽しさもさることながら、自転車を利用する様々なシーンにマッチするように、ミニベロは選択肢が豊富です。

ミニベロ自転車

まとめ

自転車を乗る方なら、普段使いや通勤・通学中に置き場所に困った経験をお持ちの方は結構いらっしゃると思います。
お気に入りのカフェの駐輪スペースが少なくて、混雑しているとお店の前に愛車を置けないと、盗難の心配もあることから不安になるでしょう。
ロードバイクやクロスバイクなどのサイズの自転車ですと、たまに街中では置き場所を見つけられないこともあります。
その様な時にミニベロであれば、わずかなスペースが見つかれば、駐輪してお店でお買い物や休憩タイムも簡単に取れます。
タイヤサイズの小さなミニベロなら、その利点を生かして自転車ライフの幅も広げる魅力が色々とあります。

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